一時帰国、仕事、ワールドカップ

あと一週間後には日本にいると思うと信じられない。帰れなかったこの三年間、日本という国は本当に存在するのかという気持ちにさえなっていた。楽しみな気持ちもたくさんあるけど、不安もたくさんある。ちゃんと日本語が話せるだろうか。

 

彼氏は元々一緒に来ないつもりだった。でも私がチケットを取ったあとに羨ましくなったらしく十日間だけ来ることにして、「短すぎる」と自分の判断に自分で文句を言い続けていたけど、最近仕事し過ぎだからもっとバカンス楽しみたいとチケットの日程変更オプションを見てみたら、帰国を延ばすと安くなることがわかり、二日延長することになった。今は楽しそうにラーメンデータベースを見ていて、「見てカレーデータベースもあった!チャーハンデータベースまである!!」「Two more days!」とご機嫌である。

彼氏はいつも「今」忙しいというけど、私から見ると一年中常にめちゃくちゃ忙しく、7割くらいは残業しているように見える。一方私は本当にチルで一切プレッシャーを受けない会社で好きなように働けるのだけど、そんな自由な働き方に慣れておらず、まだ自分のペースが掴めない。朝は全然仕事ができず、夜になってから仕事するパターンが続いている。結果二人して夜は働いており晩御飯は適当になりがち。来年はもう少し生活をちゃんとしたいね。

 

前回ワールドカップの話をしてから、一体何人からワールドカップの話を振られたかわからない。他人が観ることに関してどうこう思わないのだけど、私がこのワールドカップに反対しているという想定が一切ないままに話を色んな人から振られ続けるのはしんどい。せめて自分は観ない、関わらないようにしたいのに、それがこんなに難しいとは思わなかった。パリのオリンピックもきっとこんな感じになるんだろう。