食欲、肌、犬

月曜日の夕方から二人揃ってお腹が痛くなり、彼氏は夜に吐いたらすっきりしたみたいで翌日は元気だったけれど、私は吐き気がなくお腹が痛いだけだったのが寒気もしてきて、翌日も引き続き体調が悪かった。食欲が湧かず、火曜夜にお粥を食べ、今日水曜はお昼に大根を茹でたのだけを食べて、このまま食欲が戻らなかったらどうしようと怖くなったけど、フランス語クラスから帰ってきたらばっちりお腹が空いていて安心した。大学生の時に特に理由もなく食欲がなくなり、食欲がないので食べないでいたらそのうちご飯が全然食べられなくなり、ガリガリに痩せて会う人会う人に心配されていたことがあったから。

 

お腹が痛くて元気がないので寝てばかりいたら肌がつやつやすべすべしている。あまり肌に関する悩みはない方だけど、さすがに30代を過ぎると肌の艶はなくなるし老化を感じるし、昔は何の効果も感じなかった豆乳も今は飲むと目に見えて肌の調子が良くなるレベル。気にしてないと言いつつ肌が綺麗だとテンション上がるなと思ったので、今年はよく寝て豆乳を飲んでいきたい。

普段は他人から聞いた話を鵜呑みにしないよう気を付けているのに、「肌に良い」に関しては研究に基づいて書かれた文章だとかよりも、日常生活で何気なく誰かから聞いたことを信じがちである。ロンドンに語学留学していたときに元モデルでものすごく美人のロシア人クラスメイトがいて、彼女のことを美魔女感のあるこれまた美人のイギリス人の先生が「なんで彼女がいつもサーモンを食べてるか知ってる?サーモンは肌に良いからだよ」と謎の解説をしていたことがあり、私はそれ以来サーモンは肌に良いという信仰を持っている。Twitterのダブリンオフィスで働いていたときは食べ放題の朝ごはんにサーモンがあったので肌に良いと信じて毎朝食べていた。

 

日本にいる間とにかく犬に会えないことが寂しかった。毎日犬の写真を送ってくれ〜と頼み、あまりの可愛さに胸がいっぱいになっていたけれど、帰ってきて犬と再会したら写真で見る一万倍は可愛かった。うちの犬は暖かくてふわふわで、すべすべなのだ。この手触りは写真では伝わらないと思いながら、今日も犬を愛でている。